喫茶Turf 新潟記念編

すっかり秋めいてきたここ北海道

猛暑騒ぎはどこへやら？といった朝晩の涼しさである。

札幌開催も終わりを告げて、秋競馬へとまっしぐらだが

喫茶Turfは熱いようで・・・

ちょっと覗いていきましょう。

あれだけ楽しみだった札幌開催も終わりだな。

一層寂しくなるぜ。

赤井が呟く。

そうね、コロナ騒動で一回も観戦できなかったし、五輪の変則開催で

収支もイマイチだしね。

いえいえ、それはいつもの・・・と

芝草が言いかけて口をつぐんだ。

マスターそこは言っちゃいなよ！

赤井と緑川のWダメ出しが炸裂した。

それにしても昨日の札幌2歳は衝撃のスタート前だったな。

馬も和田も捻挫程度で済んだらしいが、あまりに見事な背面飛びだったぜ。

あの馬の親父であるドゥラメンテもビックリだったんじゃねぇか？

そうですね、そのせいもあるのか１枠の馬もゴルシのドロップキック並みに

立ち上がってましたしね。

ただでさえ分からねぇ２歳戦だしあれですっかり狂っちまったな。

えぇ、でも勝ち馬は力が抜けてたわね。

結構いいところまでいきそうね。

そうだな、新種牡馬ドレフォン産駒ってことで陣営の力の入れ方も違うだろうしな。

さて、今日は小倉２歳と新潟記念の2重賞だが、２歳戦は気合を入れて買うには危険だ。

3・4・8の馬連BOXと三連複1点だけ買って参加しよう。

新潟は勝負だぜ！

そんな赤井さんの本命は？

ヤシャマルで行けると思う。

本当ならザダルが抜けていると思うんだがここが本番じゃない。

週中の雨、昨日の少雨が若干残る馬場に内枠

脚質、57.5ｋｇと越えなければならないハードルが高くはないが多すぎる。

能力で恰好はつけるだろうが勝ちきるまではどうかな？

対してヤシャマルはそれまでの戦法から先行策をとったエプソムでザダルに勝たれたわけだ。

今回は武器である終いを生かすレースをするということで外目12番は好都合だろ。

切れ味はいいものがあるし今後を考えれば賞金の上積みが必要だしな。

マスターはどうだい？

はい、私はノリさんのクラヴェルで。

最近は極端に乗鞍を減らしてますがその分勝負に対する勘は冴えてると思います。

牝馬には厳しい重賞ですがこの馬もデビュー時から30ｋｇも増やして成長していますし、重賞でも好走していますから凡戦にはならないのでは？と思います。

私はサマーチャンピオンの権利をもつトーセンスーリヤね。

新潟コースは得意だし、サマー２０００の可能性があるのはこの馬だけ、そしてここを勝てば和生君もサマージョッキー首位に立つのよ。

これは勝負がかりなんじゃない？

なるほどな、三者三様の狙いがあるわけか。

それじゃその三頭で馬連BOXをまずは買おう。

あと面白そうなのは？

ショウナンバルディね。

小倉でもショウナンの馬が出走しているし最近影の薄いショウナンの馬の大駆けがあるかもよ。

私は普通にザダルは押さえるべきと思います。

ポテンシャルは上でも十分にやっていけると思います。

わかった、三連複はその２頭を加えた5頭BOXで勝負と行こうぜ。

あ、赤井さん！

何だ緑川？

最後に札幌のメインの買い目も載せてみて、今シーズン最後の札幌だもの。

おぅ、ここは⑩で連は外さねぇだろ。

相手には札幌得意のゴーストに重賞もないのに札幌に残ってるルメールが１番手

あとは⑨⑦でいいだろ。

俺は⑩⑤の二頭軸で⑨と⑦を三着付けの３連単勝負だな。

こんな感じの今日の喫茶Turf

秋晴れの空の様にすっきり当てて欲しいものである。

それでは、また。